J2 第6節(H) 京都 vs. 千葉

日時:2021年4月4日(日) 14:00 KO

会場:サンガスタジアム by KYOCERA

結果:京都サンガF.C. 2 - 1 ジェフユナイテッド千葉(HUNT 3、累計:10)

得点:33' 松田 天馬、68' 福岡 慎平、90' 新井 一耀

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感想:

前半はいつもどおりのサンガ。前線から激しくボールを奪いに行けているし、結果相手のミスから高い位置でボールを奪取し、最後は松田が押し込んだ素晴らしいゴールでした。かなり好きなやつでした。

後半は打って変わってジェフがやりたいことができている展開でフラストレーションがたまる状況でした。いくつか危ないシーンも有りましたけど、ゴール前から松田→ウタカ→最後は福岡の素晴らしいカウンターで追加点。最後に1点返されてしまいましたが、なんとかホーム3戦目にして今期初勝利となりました。

個人的に良かったのは松田がFWになったこと。中盤で動き回るよりいいのでは?と思いました。ミヤとかぶるのがちょっと残念ではありますが、いいなと。

中盤は武田が初先発、三沢と川崎の3人でしたけど、三沢と福岡で川崎→武田の交代パターンも面白そうだなと思いました。

前半を見る限りは、だれがでてもやるべきことは変わらないという共通認識はできていて、少しずつ浸透してきているのかなと思いました。

千葉は勝ててなくて順位は下位に沈んでいますが、力のあるチームでしたし、強かったです。こういう相手だと押し込みすぎなくて、ある程度相手側にもスペースができてたのでは?と思うところもありました。

いずれにしても、サンガのスタイルが浸透してきていて、今後ますます楽しみです。

次は今期初連勝と行きたいですね。

J2 第5節(A) 京都 vs. 秋田

日時:2021年3月28日(日) 13:00 KO

会場:ソユースタジアム

結果:京都サンガF.C. 0 - 1 ブラウブリッツ秋田(HUNT 0、累計:7)

得点:41' 茂 平

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感想:

ボールを持って、持って、持って、一発でやられました。

今年負けるならこういう負け方だなといううちの1つという感じでした。ある意味圧倒しすぎて相手エリアに人が居過ぎなのがゴール精度の悪さと比例しているような気がします。

確かにチョウ監督が言われているようにボールよりも前に多く人がいるんですが、相手選手も多くいるんですよね…。なんとなくそこがうまく行っていない原因だと思います。次節からも先制点取るのは苦労しそうなイメージが拭えませんでした。

やろうとしていることとかには全然問題を感じてないんですけど、点を取れる感じがしないのが一番の問題かなぁ。リバプールが調子悪かったですけど、その時のシュートシーンとすごいよく似てるんですよね。相手選手に当たる当たる。前に早すぎてい相手選手抜けてないようなそんなイメージでしたけどほんとによく似てる気がします。

あと、松田、福岡のシュートが少ない気がします。やっているサッカーからしてそこがもっとシュートに絡んでこないと閉塞感ばかりで厳しいかなぁ。

 

今年はまだまだ我慢が必要ですね。

まずは崩して点を取るところを見たい!

J2 第3節(A) 京都 vs. 大宮

日時:2021年3月24日(水) 19:00 KO (前半 19'から再開)

会場:NACK5スタジアム大宮

結果:京都サンガF.C. 2 - 1 大宮アルディージャ (HUNT POINT:3、累計:7)

得点:18' 武富 孝介、44' ネルミン ハスキッチ、85' ピーター ウタカ

公式:

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感想:

3月13日に雷雨の影響で中止となった試合の続き。前半19分からの再開となりました。前半はターンオーバー?で主力を連戦にならないように調整した大宮の出足がよく、ほとんど守備に追われる形に。前半終了間際にはオギのバックパスが弱くミス、相手に奪われてそのまま失点、同点となってしまった。選手の疲れよりは、大宮が1点ビハインドの状態だったので、頭から激しく来ることは予想されてたけど、予想を上回ったのが原因かなとも思いましたけど。

後半は、打って変わってサンガのターン。ほぼ攻められた記憶がないくらい押し込んでた気がする。ほぼ相手エリアでサッカーをしているような印象。途中、ミヤ、福岡、川崎などの惜しいシーンも有り、でも決められずでこのままかなぁと思った80'過ぎ、相手のミスを見逃さず、中野からウタカへボールが。最後は倒されてPKをゲットして勝ち越しました。このPKは結果を知っててもドキドキしますね。

磐田戦で3点取れたことで、攻めは少し見通しがついたのかなと一瞬思いましたけど、そんなに甘くはないですね。J1の試合を見ていると、攻めのリスクをかける部分がもう1歩手前で、最後は落ち着いてとかそういうシーンを見るのですが、サンガの攻めはまだ最後シュートのところまでリスクをかけているように見える部分があるので、そのあたりに少し余裕がでてくるとまた違った見え方もしてくるのかなと思います。

まだまだ発展途上のチームなので、これからどう進化していくのか今から楽しみです。

試合終了後、オギが泣いて、ウタカに抱擁されているシーンが有りましたけど、個人的にはよかったですね。悔しさを爆発させてくれる選手は嫌いではないです。引きずられると困りますけど、きっとあれで吹っ切って、またサイドを激しく上下動してチャンスを作り、ピンチの芽をつんでくれるんだと期待したいと思います。

次もアウェイでしんどいと思いますけど、でもやっぱり期待しちゃいます!

J2 第4節(H) 京都 vs. 磐田

日時:2021年3月21日(日) 14:00 KO

会場:サンガスタジアム by KYOCERA

結果:京都サンガF.C. 3 - 4 ジュビロ磐田(HUNT POINT:0、累計:4)

得点:42' 山田 大記、47' ピーター ウタカ、52' 松本 昌也、55' ピーター ウタカ、59' 小川 大貴、83' 大津 祐樹、90+5' 三沢 直人

公式:

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感想:

今期初の敗戦。そしてホーム初勝利はお預け。去年は内弁慶よろしくな感じでホームでは勝利、アウェイでは勝てない感じでしたけど、なかなか難しいですね。

試合としては、全体的に押していた感じでしたが途中で用事ができてリアルタイムで見られず…。気づいたら失点を重ねていて、最後に意地を見せたかなと。

今年やりたいことを突き詰めていく中で、序盤にどういう戦い方をするのかは大事かなと思っていたので、やりたいことを貫いた上での敗戦はまぁ仕方ないかなと。得点もコンスタントに取れてきているので、後はどこでどの程度までリスク管理して、どこでリスクをかけるかがもっと共有できてくれば安定してくると思うし、後、ちょっとガス欠気味になるのも改善されるのかなと、まだまだポジティブに見ています。

ただ、まぁ気になるのは、ホントはガス欠になったらダメで、90分+アディショナルタイムでハイインテンシティを見せられるようなゲームコントロールは必要だと思うし、あんちゃんレポートでは前半と同様に後半も圧倒するとあるけど、それは世界のサッカーとか見ても可能なデータになっているんだよね?というところだけがちょっと気になってます。夏頃から90分+アディショナルタイムでできるようになる算段があって、今はそこに体力や技術、頭の部分がまだついてきていないだけなら全く心配ないので、突き進んでほしいですね。

理想としてるのは90分の間に1秒でも多くの時間で勝負を仕掛けること(ある意味90分間勝負所)なんだろうけど、リスクをかけて攻める部分とそうでない部分があって、そうでない部分のミスがまだ目立っているように感じるし、今年はJ1の試合も見てるけど、J1の試合は、そのリスクをかけてない部分のミスはすごく少なく感じるので、そうなってくればもっともっと良くなるし、90分間安定して楽しい試合が見られるのかなと思っています。

次は大宮戦の続き。0-0のつもりで勝ちにいきましょう!

 

J2 第3節(A) 京都 vs. 大宮 ※中止

日時:2021年3月13日(土) 14:00 KO

スタジアム:NACK5スタジアム大宮

結果:京都サンガF.C. 1 - 0 大宮アルディージャ ※前半 19'で雷雨のため中止

得点:18' 武富 孝介

公式:

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感想:

雨の影響か、なんとなくセーフティに行きたいところと関係なくいつものように行きたいところでちょっと差があったのか、ミスが目立った立ち上がりでした。ミスから守備に回るところが何回かありましたけど、シュートまでやられた印象はなしでした。一度やばいと思ったシーンがありましたけど飯田の戻りが素晴らしかったです。両SBは前の推進力だけじゃなくて戻りもめっちゃ早い。あの高い位置取りも納得。

18分、飯田かだれかからウタカ、そこから左の荻原、グラウンダーのシュートをGKが弾いたところで武富のゴール。流れるような攻撃、雨を計算したグラウンダーのシュート、弾かれたボールを押し込んだ前への推進力、素晴らしいゴールでした。

でも、この直後に中断し、そのまま中止となりました。流れが良かっただけにそのまま続けたかったですね。ただ、安全第一なので仕方ないですけど。

 

それにしてもFW3枚の並びは見てみたかった3人だったんですが、めっちゃ見応えあり。この組み合わせが一番いいように思いますね。上月もトレーニングマッチは調子良さそうなので見てみたいですけど、途中から流れを変えるために投入となると中野・三沢・場合によっては白井というチョイス何でしょうね。

CBも2人に頼りっぱなしというのはシーズン通して考えると厳しいのでどこかで違う組み合わせも見てみたいですね。

雨で中止になってしまいましたけど、それでも20分弱でも興奮できる試合を見せてもらえて嬉しかったです。再開は続きからなのかな?次はいい天気だといいね。

 

J2 第2節(H) 京都 vs. 松本

日時:2021年3月7日(日) 14:00 KO

スタジアム:サンガスタジアム by KYOCERA

結果:京都サンガF.C. 0 - 0 松本山雅FC (HUNT POINT : 1、累計 : 4)

得点:なし

公式:

 

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感想:

2021年のホーム初戦。まずは改めていいスタジアムでした。自分はずっとスタジアムの場所も大事だと思っているので、今でも市内に専スタ、それまでは西京極と思っていますが、日本でもトップクラスの専スタは素晴らしいですね。

試合は、お互い前線から激しいプレスでボールの奪い合い。目まぐるしく攻守が切り替わる好ゲームでした。双方GKのファインセーブがありスコアレスドローでしたけど、贔屓目に見てサンガはもう少し得点のチャンスがあったかなと思うし、前半の給水タイム以降は比較的優位にゲームを進められてたかなと思う。

引いて守備を固めてくる第1節の相模原にはほぼ2バック状態だったのでどうなるかと思いましたけど、ある程度カウンターは受ける前提で、選手の能力も考慮に入れた上で、しっかり守れてるなと思いました。サイドバックの戻りも早いし、厳しいだろうけど、川崎・飯田・荻原の3人が早めに危険を感知して戻れたらうまくいくのかなと。

攻撃に関しては、誰かがSNSで言ってましたけど、速いじゃなくて早いというか急いでる印象を受けるようなバタバタ感がありますね。そういうのを狙っているシーンもあるんでしょうけど、セカンドが拾えていない時にやっちゃうとすぐに守備になってピンチを招く恐れがあるので、そのあたり、中盤の選手がうまくできるといいなと思いました。

曽根田はすごい良かったですけど、個人的には第1節の宮吉、松田、荻原の左サイドが良かったなと思いましたので、曽根田は中川の位置がよかったなと。宮吉入ってからスムーズになって面白くなりましたし、宮吉は再ブレークの期待をしています。

 

いずれにしても、全体的には、チョウ監督が新体制発表で言ってたようなゲームを体感できましたし、今後成熟度が上がっていって、松田が言うようなセカンドの部分が改善していくと、もっと楽しくなるのかなと期待できる内容だなと思いました。

 

中野圭太は今日すごいいい経験をしたはずなので、次節も期待したいです。

 

■個人的MOM

GKの若原です。2回あったピンチでのビックセーブは痺れた。

ボルシアMG vs ドルトムントを見てみました

チョウ監督が注目している指導者として挙げられているマルコローゼ監督率いる、ボルシアMGの試合を見てみました。DAZNブンデス見れないけどポカールなら見られるんですね。

結果は66'にカウンター一閃で失点、0 - 1で惜しくも敗れました。ただ、前線から鋭いプレスをかけ、攻撃に人数をかけ、隙あらば縦に早くボールを入れ、目まぐるしく攻守が切り替わる展開は開幕戦のサンガのやろうとしていたことで、目指すサッカーってこうなのかなと思うところもありました。特に左サイドはなんだかオギとミヤのようでした。

引退された元日本代表の内田篤人さんや神戸の酒井選手が日本と世界のサッカーについてインタビューとかで答えられていましたが、チョウ監督が世界を見て、サンガのトップチームに落とし込み、それを育成にまで広げられたなら、仮に育成世代で結果が出なかったとしても、世界で活躍できる選手を育てられる基礎が作れるし、そう言う思考も育めて、トップで活躍できる選手育成ができるはずで、いつかそうなって欲しいなと改めて思いました。

今年は、クロップ監督率いるリバプールも気にしながら、サンガの成熟を楽しみに、その上でHUNT3を期待しながら応援したいなと思います。

 

サンガもカウンターには細心の注意をはらわねば。