京都サンガはどんなサッカーになるのか

2021年のJリーグ開幕直前。いよいよチョウ監督率いる京都サンガのお披露目が近づいてます。

そこで、2021年のサンガを見る前に、サッカーまるっきり素人な自分が狭い範囲で拾ったキーワードから参考になりそうなヨーロッパのチーム、指導者を想像してみました。

 

「湘南スタイル」

チョウ監督監督といえばまずはこれですよね。避けては通れない。ハイプレス、真っ直ぐゴールに向かう、次から次へと選手が追い越して来る、奪ったらまずカウンターを狙う、そんなイメージでした。就任直後は、なんだかんだで湘南スタイルが京都スタイルに名称変更されるくらいのイメージしか湧いてませんでした。

 

ユルゲン・クロップ

で、チョウ監督のサッカーってどんなサッカーだったっけと改めて調べ始めてよく出てくるキーワードからたどり着いたのがクロップ監督。ストーミング、ゲーゲンプレスなどのキーワードが代名詞のように出てきました。

キャンプ終わりくらいまでは、湘南スタイル→プレッシングサッカー→クロップみたいなサッカー→リバプールみたいなサッカーな感じで妄想してました。ただ、そうなるとちょっと前線に高さが足らないような…とも思ってました(素人ながら)。

 

「新たな京都スタイル」

チョウ監督がいつかのオンラインインタビューで答えてた記事で、湘南には湘南の街特有のらしさがあって、多少荒々しいガツガツいく感じは受け入れられやすい、だから京都には京都の街のらしさがあって…、だから湘南の時と同じサッカーにはならないみたいなニュアンスの話があった。

もちろん選手も違うし、チョウ監督が湘南と関わって来た時間も違うから、違うサッカーにはなるんだけど、街の話を結びつけてるあたりで、コンセプトなのか、戦術の大枠の部分なのか、どこか新しい何かを足すんだろうなと思った。

それが、1年後に「京都スタイル」と言われて、Jリーグを席巻するんだと思った。

 

「マルコ・ローゼ」

で、ほんならその「京都スタイル」の参考になる指導者は誰なんだろうか?やっぱりクロップ?ラングニック?シュミット?調べてすぐ出てくるストーミング戦術を使う監督の名前が出てくるけど、どうしてもクロップから離れられないなと思ってたら、チョウ監督が、エルゴラの選手名鑑で感銘を受けた監督として名前を挙げられてました。調べると、ストーミングの旗手で、

  • 守備の位置が高い
  • 敵陣でボールを奪い返す
  • 奪ったら一気にゴールに迫る
  • スプリントが凄い
  • 体も頭も休まない
  • ノンストップ

と言うようなキーワードが。これって、チョウ監督が結構言ってなかった?と。

ちなみに、ラングニック派と異なる点として、

  • ポゼッションも大事にしている
  • ロングボールが少ない
  • 試合をコントロールする
  • パワーフットボールとポゼッションの融合

と言うキーワードもあった。シュミットとの違いとして書かれていたけど、ゲーゲンプレスのクロップとの違いでもあるのかなと感じた。チョウ監督と長澤コーチが話してる動画で、異なる戦術を状況によって使い分けるようなサッカーにしないといけないと言ってるのをみたようなみてないような…。

 

と言うことで、自分なりに導き出した、チョウ監督率いる京都サンガのモデルとなる「90分とアディショナルタイムで息もできないくらい目まぐるしく攻守の入れ替わって結果的にHUNT3する」サッカーは、マルコ・ローゼ監督率いるボルシアMGのサッカーになると結論付けました。

 

こう言う妄想は楽しいですね。

はたしてどんなサッカーなのか、楽しみに開幕を待ちたいと思います。