J2 第20節(H) 京都 vs. 岡山

日時:2021年6月26日(土) 18:30 KO

会場:サンガスタジアム by KYOCERA

結果:京都サンガF.C. 2 - 0 ファジアーノ岡山(HUNT:3、累計:44)

得点:38' ピーター・ウタカ55' 川﨑 颯太

公式:

www.sanga-fc.jp

感想:

複数得点が続いている中で失点も2→1と良くなってきたこの一戦、もちろん相手のいいシュートもありましたけど、全体をとおして完勝ではなかったでしょうか。

1点目はウタカの技ありゴールでしたけど、その前のボールを追うシーンから素晴らしかったですね。あの得点、去年のウタカでも決められたかもしれませんが、追ってない可能性もあるわけで、でも、今シーズンのウタカにとっては必然のプレーでした。まずそこが素晴らしかったです。あと、シュート前にはしっかりゴールの位置を確認するなど、さすがストライカーという感じでした。

2点目は川﨑→ウタカ→川﨑の流れるようなパスワークから生まれたゴールでした。このゴールの注目点は川﨑のサンガスタジアム初ゴール…ではなくて、ホールディングセブンが「ここだ」というポイントでリスクを冒してパスアンドゴーで前に出てしっかりシュートまで行ったところでした。あれでカウンターを食らうこともありえますが、リスクを冒すシーンを共有して、しっかりと顕在化させなかったことが素晴らしかったです。

これまでの試合で、1度だけチョウ監督がバイスのプレーを「あれがホールディングセブン」の役割で、ちょうどバイスがその位置にいて素晴らしいプレーだったと称賛されていましたけど、やっぱり本来は川﨑がスタートから担うメインの役割であって、シーズン半分あたりでそのあたりの意識とかがでてきて、且つ、バランス良くプレーできてきたのかなと思うと、今後の試合も楽しみで仕方ありません。

 

次は、またしても連勝中のチームですが、そういう事に振り回されず、しっかりとサンガのサッカーを観せてほしいです。